QAエンジニア blog

最近のQAで思うことを書いていきます。

QAのキャリアアップ

長年「QA」をやっていますが、きちんとしたキャリアアップというのが無いのが実情です。

 

無いと何を目標として頑張っているのか、スキルアップしているのか、モチベーションが保てているのかと。

 

昔だと、プログラマーのスキルが無いからテストをやりますとか、新卒がまずテストをやってプログラマーになるような形でしたが、QA内でのキャリアアップというのが無く。。

 

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ちょっと考えてみたいと思います。

 

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Ques ソフトウェア品質保証専門イベント

Software品質保証に関わるQAエンジニアの活性化を目的としたQA専門のイベントです。
私は、ほぼ毎回参加させて頂いております。

Ques – ソフトウェア品質保証専門イベント キューズ

 

次は「AI時代の品質」というテーマです。これからのトレンドでもあるので気になるところです。

2018年11月16日(金)19:00 - 21:30

第12回Ques #ques12 : ATND

提供サービスによるQA

久々に投稿します。ってもう前回の投稿から1か月ですね。

QA界隈もだいぶ賑わっている感じがします。SETエンジニアやQAエンジニアといった

品質の番人が・・。

 

今回は、扱うサービスによるQAについてになります。

 

BtoBでは、こういうような品質を担保しないといけない、BtoCではここを見ないといけないねとか。

 

①BtoB

やはり、対象が企業でありアジャイルといえどもテスト設計が大事になります。

以前、HRTECHのシステムにも携わることがあったのですが、負荷やボリュームの設計がおろそかだとどの規模を対象としたシステムかわからず。。数千人ぐらいであれば動くのですが、数万になるとずっと500系のステータスを返したり、ユーザーから見るとLoading地獄。。。

また、UXやUIが何とも言えず。。。

使いにくいとそれはそれは解約するだろうに。。。と。負の連鎖に陥った経験があります。

こうなると、品質云々ではなくデバッグだねと。。顧客からひっきりなしにクレームがくるし。

まずは、きちんとインフラはDB設計、サーバー設計をし、サービスとしてどれくらいの規模を想定したものかを明確にする。

そのうえで仕様決めをし、QAエンジニアと連携。初めて品質の担保ができると思います。

 

BtoBのシステムが全てこれではないですが、一例として頂ければと。

 

BtoC

一般ユーザー向けであるので、抑えるところは抑えて。

何を抑えるのか?課金サービスであるか、ログイン周りは?セキュリティ面は?

あとは、表示系がBtoBよりシビアかもしれません。

ターゲットが、誰なのかにも男性なのか女性なのか。若年層か中高年層なのか。

 

基本システムなので、BtoBと変わりませんが、サービスがBtoBよりかはわかりやすいものが多いですね。

 

簡単にまとめてしまったのですが、都度都度追記していきます。

転職ドラフト体験

※こちらの記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています。

 

 

QAエンジニアとして、今話題となっている

「株式会社リブセンス」のサービス「転職ドラフト」を使ってみました!

 

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感想についていくつかの項目にわけます。

 

①転職ドラフトに登録した使ったきっかけ

一般の転職サイトは、いろいろあり、どのサイトを使用してもそれほど変わりなくという感じでした。

で、その中で転職ドラフト」は、自分の登録したレジュメを元に「企業側が年収を提示」する、要は、「正式選考前にこの年収で弊社の選考を受けてみませんか」という形式であり、今まで「内定後の年収決定形式」よりも納得した上で受けることができる。

これが魅力的で登録してみました。

 

内定後に年収提示ですと、「前職保証」や「やや下げられる印象」が今まで強いので

 

※内定辞退する→今までの選考の苦労が(労力)。。。という感じですね。

 

②転職ドラフトでの指名状況

指名期間がスタートすると、企業からの足跡みたいのが残り。

「検討中」「レジュメを見ています」みたいなステータスが確認できます。

 

私は、指名としては5社ほど頂きました。

 

指名内容も、通常のスカウトメッセージとは違い、「なぜ私が必要なのか」「現場では何を求めているのか」「入社後どういう立ち位置なのか」が詳細に書かれていて、とてもわかりやすいです。

 

また、「提示年収」も、現年収よりも「100万」~「200万」は多く提示して頂きました。

 

提示年収は、今までの経験と役割でどんな結果を残したのかも加味されていると思いますので、誰でも上がるわけではないのではと認識しております。

 

 

③面接で感じた事

まずは、「カジュアル面談」を希望し、各企業の「CTO」もしくは、「開発メンバー」・「採用担当者」「会社について」「職種について」「指名について」を聞き、これで納得ができたら「正式的な面接」に移行しました。

 

それでも、お互いカジュアル面談で多少理解している面もあり、思ったことを言える形でとてもやりやすかったです。

 

④転職ドラフトへの改善要望

「カジュアル面談」を希望した時の担当者が、何を話せばよいのですかみたいな感じがあり

もう少し、企業側にもこういう人材が来たときは、こう対処してくださいみたいなものが必要なのかなと思いました。

 

⑤転職ドラフトへの期待

やはり、「内定後希望年収に届かない選考」をするぐらいであれば、最初から「年収提示」をしてもらって選考をしたほうが「お互いWin-Winの関係になれるので、これからも多くの機能をつけて頂ければ(ユーザー側メリットがあるような機能

 

以上となります。

 

通常の転職サイトと異なるので、一度試すのもありだと思います。

ベンチャー企業QAの在り方 続き

前回の記事から、1ヵ月近く経ってしまいました。。

ベンチャーのQAについての続きです。

 

QAの組織は、テスターがいてテストリーダーが指示と教育、QAマネージャーが進捗管理、案件管理、社内調整、顧客折衝、上長への報告など、QA部長は予算、経営が抱えているリスクマネージメント

 

ちょっと纏めてみます。あくまで個人の感覚です。

 

QA部長

・CEO、CTOとの経営リスクや技術負債を

・品質レベルの調整や、リスクマネージメント

・QA部署目標や、個人目標の評価方法の改善、見直し

・QA部署の予算見積書作成

・QCDの度合

 

QAマネージャー

・現場レベルでのマネージメント

・テストフローの策定、運用の改善

・部長への進捗管理や、進捗報告、予算策定

・テストツールの選定

・人員の補充、削減

・採用面接、応募書類の確認

・外部ベンダーとの調整

 

QAリーダー

・テスターの管理

・テスター教育

・テスト設計書のレビュー

・テストケースのレビュー

進捗管理やテスト計画書作成

・テスト結果の取りまとめ

 

QAテスター

・実施案件の理解、開発との内容共有

・テスト設計書作成

・テスト実施

・テスト報告

・テストツールの使用

 

のような感じです。

突貫工事のような組織にはしたくはないので。。。

 

最近、QA立ち上げ案件もちらほらあるので、参考にして頂ければ幸いです。

 

ベンチャー企業QAの在り方

昨今、数多くのサービスがローンチする中、それに伴い品質という軸がとても大事になってきている感じを受けます。

 

BtoB」向け「BtoC」向け、「CtoC」向けと様々ありますが

 

どのプロダクトにも言えるのが、どれだけ不具合なくリリースできるのか、また「UX/UI」に満足して頂き、長く使ってもらえるのかが鍵となります。

※特に「ストック型ビジネス」では

 

信用というのは、一度揺らいでしまったら取り返しのつかないことに。

 

現在、「○○tech」と言われ、特に「金融」・「不動産」・「人材」・「AI」・「lot」が過熱気味さえします。

 

ベンチャーまたは、スタートアップ企業が多く存在し、前段にもお話ししましたが軸となる品質部門がその企業の運命さえ握っている。

 

よく耳にするのが、外部テストベンダーに一時的に補完してもらい、その間に自社のQAチームを立ち上げる。

確かにあっている感じがします。

 

で、、、自社のQAの責任者やメンバーをどう採用するか。

立ち上げ責任者は基本、部長候補、マネージャー候補として相応しい人。

メンバーは、開発スキルがありテスト経験も長い。など、明確な策定が必要。

 

要は、ベンチャーのQAってどんな人材でどんな組織でどんな裁量が必要なの??

って話です。長くなるので、続きは次回です!!

 

 

QAの立ち位置

QAチームとは?社内でどう思われているのか。

①なんでもテストしてくれる。

②開発はテストなんかしなくてQAに全て責任を押し付ける。

③企画は、特に仕様書を書きたくないのでQAが適当に確認してくれれば大丈夫。

④不具合がでたら=QAが悪い。

⑤早くテストしてリリースする。

⑥余計な工数を使うな。

 

など、では。

こういう現場でQAが輝くには。。。。

QAだけが悪いわけでなく、企画の仕様書の粒度が荒いや、開発がアジャイルといいつつつ、リリース日を勝手に決めてリリースしたり。こんな組織でQAが活躍できるはずもなく。

こういう場合は、根本的に組織改革をし、QAのパフォーマンスを最大限に出せる組織にすることが大事です、単にテストのテンプレートを作成したからと言って解決できる問題でもないのです。